狭小住宅はアイデアが大切!間取りと収納の工夫について解説
狭さは間取りの工夫でカバー
都市部など土地の大きさが限られやすい場所では、注文住宅が狭小になりがちです。しかし、狭小住宅は工夫次第ですてきな住まいになりますよ。大切なのは間取りと収納の工夫です。
まず、間取りは「オープンコンセプト」を活用するのがおすすめ。狭小住宅であっても室内が広々と感じられるからです。例えば、リビング・ダイニング・キッチンを一つの空間に統合すれば、視覚的な広がりが感じられるようになるでしょう。次に「多目的空間を設計」することです。例えば、リビングルームでデスクスペースと客室を兼用してしまえば、2部屋分のスペースを浮かせることが可能になります。
無駄な空間をなくす!収納を工夫しよう
注文住宅の強みは、住宅や生活スペースにあった収納スペースを、建築時に用意しやすいことです。そこで、狭小住宅に合った「カスタム収納を設計」することをおすすめします。壁一面を収納スペースにしたり、家具の下に引き出しを設けたりすることで、隅々までスペースを有効利用できます。特に、頭上スペースには空間が余りやすいので、ここにも本棚や収納棚を設置して、無駄なスペースをなくしましょう。家具を選ぶ際には、収納機能を重視した家具を選ぶことも重要です。引き出しを備えたベッドや、折りたたみ可能な家具を利用することで、スペースを大幅に節約できます。
また、収納スペースを有効に活用するためには物の整理整頓が欠かせません。なるべく不要な物を処分し、使わないものを収納から取り除くことで、より無駄なくスペースが活用できます。
都心部によくみられる狭小住宅とは、一般的に住宅を建てるのに適当とされるよりも狭い土地に建つ住宅のことです。